8月17日 サナギポケット
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別に育てていた1匹が羽化直前の状態にあったため、カメラを羽化個体に切り替えました。
13時頃から羽化が始まりましたが、サナギの間に出た排泄物などにより殻が体と後脚に固着してしまっていたため、殻から出ることができず、羽化不全となってしまいました。
今年はこれまでに7匹ほど羽化しており、この日も別の1匹が無事に羽化していたことと、このような事態は初めてであっため、非常に残念でした。
チョウの生体展示をしている機関でも羽化までの生存率は50%程度[1]であり、生存率を上げるための食草の研究等も行われているようです。自然環境で成虫に育つのは1%未満とも言われています。
自然教育研究センター 深澤いぶき http://www.seibutuen.jp/_src/3894/konken13.pdf