Caterpie 18'AUTUMN
  • PeerCastでアゲハチョウを観察しよう
  • まえがき
  • 8月11日 短時間配信
  • 8月12日 新たな同居人
  • 8月13日 サインは下痢
  • 8月14日 サナギになる前に
  • 8月15日 残されたもの
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  • 8月18日 LIVE
  • コラム 技術的な内容
  • 8月19日 Sexy Hiking
  • 8月20日 罠
  • 8月21日 夢を見るもの
  • 8月22日 別れの時
  • 8月23日 コラム
  • 8月24日 生きるということ
  • 2018年第2期の羽化記録
  • 飼育について
  • 付録1 アゲハチョウ&配信FAQ
  • 付録2 配信環境
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  • カバーの説明
  • 蝶の一生
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蝶の一生

Previousカバーの説明

Last updated 6 years ago

5齢幼虫になると色が一気に変わります。顎が発達し、固い葉も食べられるようになりカリカリと音を立てて食事をします。葉ではなく小さな茎を好んで食べる子もいます。1週間はこの姿で過ごします。

このサイズになってもケンカをすることはめったにないです。角もなければ、大きな顎もありません。面白いことに前6本の後ろについている吸盤は、ほかの幼虫にひっつかないのです。

幼虫は触るとぷにぷにとしています。残念ながら、この柔らかさを例えるものがありません。体は液体のように柔らかく、表面はしっかりとしているのです。つんつんして癒されているとウンチをしてきます。

体に糸をかけ、くの字型になっている幼虫はサナギになる直前の姿。脱皮の準備をしていてほとんど動きません。体が少しずつ縮んでいきます。1日でサナギになります。

固そうに見えるサナギ。でも触られると迷惑そうにお尻を動かしてちょっとした抵抗をします。動くと和紙を擦るような音を立てます。

サナギになってから10日ほど経過すると羽化します。夏型のナミアゲハは羽が開ききった時にオレンジ色のポイントがあるものがメスです。

生まれる前。親には会えません。
生まれたとき。まだ2mmぐらいで柔らかい葉っぱしか食べれません。
みんなと一緒。共食いはしないので一度に複数飼うことができます。
脱皮を経るとだんだん大きくなります。これは4齢幼虫です。
この葉は渡さない。
クロアゲハ(左)と100円玉とナミアゲハ(右)
まだ成長中のクロアゲハ(左)と100円玉とナミアゲハ(右)
前蛹(ぜんよう)
クロアゲハのサナギ
羽化したナミアゲハ